寒くなってきました。
冬です。
そんなわけで、大根です。
大根と言えば、学生時代に古文の先生が何故かキレ気味に
「お前達が、日本の野菜と思ってるのはみんな外来種だ。日本古来の野菜なんか知らないだろう」
と、言ったのを思い出します。
確かに、ジャガイモも、ピーマンも、キャベツも、キュウリも、カボチャも、外国から渡ってきたものです。
でも、ちゃんとありますよ、日本古来の野菜。
「大根は?」
と言うと、先生は黙ってしまいました。
なんで先生がキレてたのかは、覚えてません。
そういえば、唐辛子。
唐、と入っているから中国から来たものと思ってましたが、一説によると、日本古来の鷹の爪を船乗りが持って南方に渡り、そこで広まったものがぐるっと回って唐辛子として入ってきたとか。
ということは、唐辛子も日本古来の野菜?
鷹の爪と唐辛子は同じもの?
真実は謎です。
あ、先日万願寺唐辛子が、獅子唐とメキシコかどっかの唐辛子を掛け合わせたものと知って驚きました。
「万願寺」っていうから、日本のものだと思ってたのに。
大根に戻りますが、好きです。
煮ても、蒸しても、生でも、焼いても。
消化酵素のジアスターゼが含まれてるので、消化が悪い時に食べるといいとか。
タラコって、魚の腹から出した時は肌色っぽくて生々しいので、次亜塩素酸ソーダで着色するらしいです。
ところが、次亜塩素酸ソーダは食品添加物として不適切。
でも、大根に入ってるんです。
なので、大根と一緒に漬け込むと綺麗に赤くなるとか。
ま、食べて美味しければ、それでいいんですけど。
大根と大根の葉っぱを細かく切って混ぜた浅漬けも好き。