某アメリカアニメ映画のせいで、アンハッピーエンドではなくなってしまった人魚姫。
それがいいか悪いかはおいておいて、やっぱり悲恋というものはあってもいいんじゃないかなあと思います。
どうしてお姫様は幸せになれなかったの? という不満が、自分で幸福な結末を想像しようという力を生むのではないかと。
私ならこうするのに、とか。
ちなみに、子供の頃、どうして人魚姫は手紙か何か、文字で伝えなかったんだろうと疑問に思ってました。
そういえば、あまりにもバリエーションがありすぎて、どれが正しい話なのかわからなくなってますよね。
王子を拾ったことになってる女性が僧院にいた王子の婚約者だったとか、隣国の姫だったとか、ただの貴族の娘だったとか。
オチも、大抵は王子を殺しそこなって水の泡になるところで終わりですが、確かその後愛を集めるんだか善行を積むんだかで空気の精霊にランクアップして幸せになるんじゃなかったっけ?
ネットで調べればわかるのかも知れないけど、結構ネットって間違いも多いので、原書で見ないといけないのかな。
…と思ってたら、アンデルセンにしてもグリムにしても、再版かける度に内容が書き換えられてるらしい。
時代と読者の望むように変化するものなんですかね?
ちなみに、コペンハーゲンの人魚姫の像は小さいけど、美人でした。
美人すぎて、昔首をもがれて盗まれたことも。
人魚姫には悲劇がつきまといます…。
写真はロイヤルコペンハーゲンの小物入れ。
あ、コペンハーゲン繋がりだ。
このクラウンマーク、好きです。