こんなに時間が経ってからなんですが…。
震災の日、火崎の母はお友達とお芝居を観に行ってました。
都心に出ていたのです。
当然連絡などつかず、電車も止まってるし、タクシーも拾えないと報道される中、心配でした。
で、夜になってから兄の携帯に見知らぬ人の番号から電話が…。
母はタクシー待ちの列に並んでいたのですが、車椅子だったため、出遅れて乗れなかったそうです。
すると、それを見ていた母娘づれの方が、方向が一緒だからと乗せてくれたのです。
ところがタクシーは動かず、時間だけが過ぎてゆく。
その時、お嬢さんがご自分の携帯電話を貸してくれて、やっと電話が繋がったのです。
その時はもう夜の九時過ぎでした。
心配だったけど、その電話一本でほっとしました。
今もどこどなたかわからないそのお嬢さんに感謝しています。
人に優しくしたいです。
自分も優しくしてもらったから。
こんなとこ読んでないのはわかりきってるのですが、お嬢さんありがとうございました。
遠い空に向かって感謝の気持ちを叫びます。
あなたの優しさに感謝してる人間がここにいます。
…ちょっと真面目な話でした。