原稿を書いてる時、時々煮詰まる時があります。
火崎は編集部にプロット(あらすじ)を出してOKを取ると、そのままワープロで原稿を打ち始めます。
下書きとか、試し書きってものがないんですよ。
原稿書いてる時に参考にするのは、フローチャートのような場面を書いたものだけです。
たとえば、「イントロ→マンション→会社でケンカ→マンション一人悩む…」みたいなものです。
なので、あんまり細かく考えてないから、時々この次のシーンでケンカしなくちゃいけないのに、どうしてもケンカするほどの理由が思いつかないという場合も。
そうすると引っかかってしまって時間がかかるのです。
それなら最初っから下書きしろよって思うのですが、あまり詳しく書いてしまうと、もうすっかり「できた」気になって、原稿の時に思い入れがなくなっちゃうんです。
ただ、ぐるぐるに煮詰まると、ノートとペンを持って、そのシーンのセリフだけをだらだらと書き、後で整理してから文章に直します。
ワープロにノートとペン…。どこまでもアナクロな火崎です。
ちなみに、使ってるノートとペンのメーカーは決めてます。もうずーっとそれです。
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